カリフォルニア・日記

知っていること以外話す気はない

五月病の早期発見

※躁状態で書いてます※ 5月病という疾病の原因として、大部分を占めるのは連休の存在であることは想像に難くないであろう。私はいま、先週の金曜から数え一週間ぶりに大学へと登校し、2限を終え、次なる4限までの空き時間をもってしてこの書をしたためている…

書いてみた

ブログの更新も久々である。本当は長い春休みの間に書きたいことが色々あって、構成だとか話の筋とかを考えていたのだが、頭の中で思い浮かべるにとどまり、パソコンの前に座ってキーを叩くまでに至らなかった。パソコンの前に腰を据えてみると急に考えてい…

ボイス・レコーダー

※過去に僕の演劇の小道具で使ったボイスレコーダーを夜中に引っ張り出して、録音した独り言を書き起こした記事です。僕の肉声を動画にして置いておきます。※ youtu.be あれですね、えーと…にせん、にじゅう、さん…? いや、よねんになりました。もう。 2024…

カメラロール供養

1万5千枚 いったい何を撮った見返さないと思い出さず、そして二度と見る必要のない写真に今回はフォーカスを合わせる。 2017年の夏の思い出といえば、演劇部で台本を書いたこととミサイルが飛んできたことだ。文化祭の次の日は休みの日だったがやることもな…

思ひ出 (未完)

2023年3月 高校編 数ⅢとCNNと『女生徒』 2年2組17番 演劇部で脚本を書いた奴 文豪ごっこをしているうちは平気であった。 たった一言知らせて呉れ! “Nevermore” 盆地の無慈悲な春 図書室 平成最後の夏 平成の精神に殉死 2023年3月 3月のある日、夕方だったと…

【小説】Good bye for now

ーまたの題名を『復活』 1就職した年の夏、わたしは免許更新をしに地元に帰った。県外の大学に進学し、東京で就職したが、免許は大学3年の夏に地元でとったので、更新しにわざわざ地元に帰らなければならない。毎日営業でぐるぐる回っている首都高の環状線…

6月22日

かなり錯乱している

気が付けば2年

中野に引っ越して2年が経った 2021年6月21日 僕は引っ越した。正確に言うと、あの家での生活に耐えられなくなって実家に逃げ込んだ後、かなり時間がたった後いまの家に移り住んだ。実家に逃亡したのは新型コロナウイルス感染症が流行し始める2020年3月より前…

自己実現の罠

えー、奥山さんが書いた脚本で賞を受賞したとのことでしたが、そちらへ進もうとは考えなかったのですか?もっともな疑問である。ただし、この問いに結論を出すのは容易ではない。8階の会議室。ビルはガラス張り。田舎にはここまで立派な建物は存在せず、平ら…

新聞社採用試験

山形新幹線指定席 東京→山形 4年あまりのこれまでの大学生活で何回同じことをしたかわからない。この往復には一体何の意味があるのか、自分でもよくわからずに東京と山形の反復横跳びを必死でしていた。そのほかの場所へはほとんど足を運んでいない。東京と…

逗子開成高校「三年王国」に寄せて

※この文章は、2022年10月に行われた横須賀三浦地区での上演後に書いた文章です。※ はじめに 逗子開成高校演劇部の皆さん、地区大会お疲れさまでした。とても楽しく拝見させて頂きました。改めて、私の台本を選んで演じてくださったことに感謝したいと思いま…

あたいの夏休み《後編》

9月12日(月) 目覚めたのは朝の7時半。南と西の窓のカーテンが全て開いていて、僕は光に包まれていた。それはあまりに突然の目覚めで、どの記憶も現在につながっていなような感じがした。眠りから覚めたような感じがせず、ただ目が開いただけのように感じた…

あたいの夏休み《前編》

公演が終わったら一目散に東京をあとにし、実家に帰って2~3週間何もしない。というのが常であった。しかし、今回はそうではない。劇団 人格社 第3回公演 「光路図」 2022年8月13日開幕、8月14日終演まさか3回目まで行くとは思ってなかったし、自分が1年間…

風力発電所に行こう

あー 大丈夫よ タービンが回るわ

生き急ぐ走り書き

今、メガネをしないで文章を打っています。マジのブラインドタッチです。入力されていると信じてキーを叩いています。メガネをかけずに打っていると、自分が書いた文章を一切顧みずに現在のカーソルだけを追いかけざるを得ません。そうだ、現在のカーソルだ…

虚構の春

ホームの真ん中に、公衆電話がぽつりと置いてあった。台の上に電話機だけが置いてあって、そのまわりには何もない。自販機と階段の間、人々が忙しく往来するホームの上でそこだけ常に誰もいないように見えた。みんなが電話機を無視しているのではなく、電話…

嘘の作品履歴

奥山諒太郎(おくやま りょうたろう) 山形県出身 2000年生まれ 山形東高校在学中、演劇部に所属し「ガブリエラ黙示録」の原作を執筆。同作は2017年度の東北地区高等学校演劇発表会において最優秀賞と創作脚本賞を受賞。翌年8月に長野県上田市で開催された全…

ここ数日の日記

1.10日くらいうちに住んでいた後輩が帰った。 2.実家に電話した。 3.とーちゃんと呼べ 4.デトマソパンテーラ 5.薬局に行くのを忘れた。 6.夢 7.あるものでなんとかする。 8.36時間動けなくなった 9.モスバーガーが好きすぎてお金が全然な…

昔住んでいた町に行った

10月のある日、僕は病院にいた。 「失礼します」「やは」 目の前にいる医者は三人目である。一人目は大学一年の時僕を実家に帰し、二人目は田舎で面倒を見てくれた。その後東京に戻ってきた今、三人目が目の前にいる。 3人の医者に対して、僕は3回それぞれ自…

9月について

9月は瞬時に過ぎていく。過ぎ去った後に9月の姿を知覚することは出来ない。僕はそう考えるようになっていた。夏の日差しの下で汗を流しながら何をしていたのか、木の葉が色付き上着を着るようになったとき何を考えていたか、それらは記憶に残っている。し…